入院のご案内
回復期リハビリテーション病棟
病棟の位置づけと役割
脳血管疾患または大腿骨頸部骨折などの急性期治療後、継続して医学的・社会的・心理的なサポートが必要な患者さんに対して、多くの専門職がチームを組んで集中的なリハビリテーションを実施します。日常生活動作能力の向上による寝たきり防止と、心身ともに回復した状態で自宅や社会へ戻っていただくことを目的としています。
入院の対象となる疾患
- 1.脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷等の発症、又は手術後
- 2.大腿骨、骨盤、脊椎、股関節、膝関節の骨折の発症、又は手術後
- 3.外科手術、肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後又は発症後
- 4.大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の神経・筋・靱帯損傷の発症後
- 5.股関節又は膝関節の置換術後
早期リハビリとは
早期リハビリとは、いわゆる回復期リハビリ(発症2ヶ月以内で開始5ヶ月まで)ではなく、急性期リハビリに引き続き、凡そ発症後30日までの不安定期のリハビリを行い、その後は病態の落ち着いた状態での回復期リハビリへの引継ぎや、早期の在宅復帰を目指すものです。
従来は、急性期病院の平均在院日数の短縮により、全身状態が不安定な状態のままで回復期リハビリ病院への転院を迫られていました。
その為、転院先のリハビリ病院でも亜急性期医療を必要としたり、全身状態の悪化をまねいたりし、一般病院へ逆戻りするケースもありました。
急性期から回復期リハビリに移行する間に一般病院での中間的なリハビリである早期リハビリの必要性から、当院では早期(回復期)リハビリにて、急性期医療のみならず、発症から1.5ヶ月までの早期リハビリを提供しています。
リハビリテーションの流れ
リハビリテーションルーム
400m2を超すリハビリテーションルームを整備すると共に、総合リハビリ施設としての認可を受け、急性期に続く本格的なリハビリを行っています。
入院対象となる方
脳卒中など急性期脳血管疾患の発症後、脊髄損傷、大腿骨、脊椎などの骨折、外科手術・肺炎等の治療後で廃用症候群の方など
詳しくは、地域連携室にお問い合わせください
担当させていただくスタッフは以下の通りです。
- 医師
- 看護師
- 介護職員
- 理学療法士
- 作業療法士
- 言語聴覚士
- 医療相談員