病院紹介
事務部
当院の事務部の業務は、病院運営の企画・実施、医療機器の購入、建物の管理・設備保守・警備・清掃、情報システム、診療報酬請求事務、カルテ管理、診療補助など多岐にわたっており、庶務課、診療情報管理課(医事係、医療秘書係、診療情報管理係)で構成し、総勢56名(2024年7月現在)で運営しています。
また、本年7月より、地域との連携強化を図るにあたって、地域医療連携室・医療相談室(看護師2名、社会福祉士3名、事務1名)を事務部と一体的に運営を行っていきます。
広島市西部の中核的医療機関を目指して
当院は、1991年に脳血管疾患を中心とした病院として開設し、現在は、開頭手術や血管内手術にも対応する脳神経外科、全身管理を行う内科及び内視鏡検査を中心とした消化器疾患を対応する消化器内科、虚血性心疾患を中心とした循環器内科、急性白血病などに化学療法を中心として高い治療成績を残している血液内科、腹腔鏡手術を中心に行う消化器系の疾患を中心に診療する消化器・内視鏡外科、大腿骨警部骨折や脊椎圧迫骨折など亜急性期を主とした整形外科、パーキンソン病などの神経疾患を中心とする神経内科を中心に構成し、非常勤で広島大学病院と連携し脊椎外来・脊椎手術、てんかん外来、ヒロシマ平松病院と連携し整形外科外来、土谷総合病院と連携し循環器内科・心臓血管外科外来も行っています。
2022年4月には、広島大学脳神経外科から坂本繁幸医師をセンター長に迎え脳卒中・血管内治療センターを開設し、より高度な医療が迅速に提供できる体制としました。
また、本年5月に訪問診療、訪問看護ステーション、訪問リハビリテーション、県内の医療機関としては初めて開設した栄養ケアステーションを一体的に運営する訪問診療支援センターを開設し、在宅での療養サポートを行う体制を整備しています。
さらに、本年7月には心臓リハビリセンターを開設し、心不全をはじめとした循環器疾患に対応したリハビリテーションを提供できる体制を整えています。
320列CT装置などの高度な検査機器と24時間365日手術対応できる各分野の専門医や医療スタッフ及び急性期から回復期リハビリを中心とした充実したリハビリテーションを行う環境及びスタッフを整えることにより、超急性期から生活期まで一貫した治療を行う病院として、地域の医療機関と連携を図りながら、広島市西部の中核的医療機関を目指して運営を行っています。
社会に望まれる医療を実現する組織
2024年7月現在、当院は、脳卒中センターの主体となる脳卒中ケアユニット(SCU)6床、救急医療や白血病などの血液内科抗がん剤治療を行う無菌治療室19床からなる急性期一般病床54床、高齢者救急の増大に対応し高度急性期病院からの下り搬送を受け入れ治療を置かないながらリハビリテーションを早期から提供し在宅復帰させる地域包括医療病棟47床、訪問診療・訪問看護を継続的に受けている患者や地域の医療機関及び介護施設のサブアキュート機能を担う地域包括ケア病床33床、365日高度で良質なリハビリテーションを提供する回復期リハビリテーション病棟40床の合計180床の一般病床で構成しています。
あらゆる状態の患者様も受け入れできるよう、廿日市記念病院(回復期リハビリテーション病床60床・医療療養病床28床・緩和ケア病床38床の計126床)と連携しながら清風会病院306床として運営しています。
医師をはじめ、清風会約600名の全スタッフが、チーム医療を実践し、人間らしく生きるための障害となる心身の病を持つ人々に対して専門の知識や技術をもって、本人の回復力を高めるように手助けを行っています。
新型コロナウィルス感染症をはじめとした感染対策の徹底を行うとともに、少子・高齢化が急速に進むなかで、地域の保健、医療、介護、福祉との連携がより必要ですので、我々、事務部職員もチーム医療の一員として、法人理念の下、社会に望まれる医療を実現し、地域医療発展のため努力してまいります。
庶務課
庶務課の主な業務
- 医療情報を収集分析し、病院の企画運営について、院長を補佐
- 行政への各種届出
- 各種契約関係の管理
- 医療機器・材料の購入
- 院内物品の購入
- 設備管理
など、病院全般における管理を行っております。
以上の関連についての窓口は庶務課になっておりますので、連絡は下記へお願い致します。
電話(病院代表) 082-924-2211 FAX 082-924-8111
診療情報管理課
医事係の主な業務
- 各種受付(診察受付・窓口案内・窓口会計・電話交換)
笑顔での対応を基本として、患者さんの目線にたって分かり易い応対を心がけています。 - 病棟クラーク
入院患者さんやご家族様が、安心して入院生活を送って頂けるように、各病棟に病棟クラークを配置し、ご用件などの取り次ぎを行っています。 - 診療報酬請求
日々変化する診療報酬制度の対応するため、研修会や勉強会に積極的に参加し、正確な請求業務が行えるよう、日々研鑽を行っています。


医療秘書係の主な業務
- 外来クラーク(診療補助)
当院では、患者さんがスムースに診察を行なって頂けるよう、全ての外来診察(救急など一部を除く)に、外来クラークを配置しています。 - 「健康のあゆみ」作成
当院では、患者さんご自身の健康状態の把握をいつでも行って頂けるよう、全ての患者さんに「健康のあゆみ」を配布(無料)しており、受診して頂く毎に、検査結果や医師の指示事項を記載させて頂いています。(この「健康のあゆみ」により、他院に受診して頂いた際にも、今までの治療の経緯が詳細に、分るようになっています。) - 診断書などの作成補助
医師が診療業務に出来るだけ従事できるよう、事務作業の補助を行っています。

診療情報管理係の主な業務
- 診療録管理
当院では、患者さんがいつでも安心して受診して頂けるように、カルテを原則、永久保存としており、分かり易いカルテの作成を行っています。 - 医療統計作成
様々な医療統計を作成し、医療技術の向上に寄与しています。 - 医療情報システムの管理
チーム医療には欠かせない電子カルテシステムを、それぞれの医療職種が使いやすいよう、日々整備しています。 - 診療情報の開示
当院では、厚生労働省の「診療情報の提供などに関する指針」に基づいて、診療情報の開示を行っています。